アリゾナタウンがゆく!
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コラム Column
尾崎真由美会計事務所 - アメリカの日系コミュニティにとっての税務の百科事典
09/17/26
【医療費と税金】アメリカの高額な医療費はどこまで控除できる?
【医療費と税金】
アメリカの高額な医療費はどこまで控除できる?
医療費控除のハードルとHSAの活用術
「盲腸の手術で数百万円請求された」など、
アメリカの医療費の高さは
日本人にとって衝撃的です。
「これだけ払ったからせめて税金から控除したい」
と考えるのは当然ですが、
実はアメリカの医療費控除は、日本に比べて
ハードルが非常に高く設定されています。
今回は、医療費控除の仕組みと、
より確実な節税手段である
HSA/FSAについて解説します。
医療費控除の「7.5%の壁」
医療費を控除するためには、
標準控除(Standard Deduction)ではなく
「項目別控除(Itemized Deduction)」
を選ぶ必要があります。
さらに、控除できるのは
「調整後総所得(AGI)の7.5%を超えた分」
のみです。
7,500ドルまでは自己負担となり、
それを超えた部分しか控除対象になりません。
高所得者ほど、この足切りラインが高くなり、
控除を受けるのが難しくなります。
控除対象になるもの・ならないもの
医師への診察料、処方箋薬、歯の治療(矯正含む)
眼鏡・コンタクトレンズ、
通院のための交通費などは対象になります。
一方で、美容整形や市販のビタミン剤、
ジムの会費などは原則として対象外です。
日本の医療機関で支払った医療費も
対象になり得ますが、為替レートの計算や
領収書の翻訳など、証明手続きが必要です。
最強の節税口座HSAを活用しよう
医療費控除のハードルが高い中、
確実な節税策となるのが
HSA(Health Savings Account)です。
HSAには「トリプルタックスメリット」があります。
給与から天引きされ、
所得税がかからない(Pre-tax)
口座内での投資益が非課税
医療費として引き出せば非課税
High Deductible Plan(免責額が高い保険プラン)
に加入している必要がありますが、
使い切れなかった分は翌年以降に繰り越せるため、
老後の医療費積立としても優秀です。
医療費控除を受けるのは簡単ではありませんが、
大きな手術や出産、歯科矯正が重なった年は
チャンスがあるかもしれません。
また、HSAは条件が合うなら
最大限活用すべき制度です。
ご自身の加入している保険プランと合わせた
節税戦略をご提案します。
医療費やHSAについて、
専門家に相談してみませんか?
個別のケースについては専門家へご相談ください。
尾崎真由美会計事務所
📞 日本語フリーダイヤル: 1-877-827-1040
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